株式会社きずなホールディングス様導入事例|連結会計システムのことならビジネストラスト

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導入事例

株式会社きずなホールディングス

導入システム『BTrex 連結会計』

株式会社きずなホールディングス
グループ直営112店舗を展開
(2022年7月末時点)
株式会社きずなホールディングス様は家族葬を主軸とした専門葬儀社を有する純粋持株会社として2020年3月に東京証券取引所マザーズ(※)に上場しました。直営ホールを全国へ出店し、グループ直営ホール数は112店舗(2022年7月末時点)、IFRS基準による葬儀件数も10,752件(2022年5月期決算短信より)にまで増えています。オリジナルプランといったオーダーメイド型の葬儀プランなど社会の変容に合致した様々なサービスを提供し、多くのお客様から支持を獲得し続けています。「葬儀再生は、日本再生。」を掲げ、家族の絆、人との絆をつなぐ家族葬を提供されています。
※2022年4月にグロース市場へ変更
株式会社きずなホールディングス
株式会社きずなホールディングス 経理部長 軽森様

きずなホールディングス 経営管理本部 経理部長 軽森様にお話しをお聞きする機会をいただきました。
IFRSを適用し2020年3月に東京証券取引所に上場

■ 上場に向け業務の標準化と平準化の仕組みづくりが急務

ビジネストラスト:
貴社には株式上場前からBTrex連結会計(以下、BTrex)をご利用いただいております。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
はい、ビジネストラスト様には2019年からお世話になっております。
当時はきずなホールディングスと、子会社である「家族葬のファミーユ」、さらにその子会社の「花駒」の3社からなる連結グループということもあり、Excelで連結財務諸表を作成していました。正直言うと3社くらいならExcelで対応できるだろう、という認識でした。

ビジネストラスト:
BTrexを導入されたのはN-1期ということもあり、連結決算以外においても大変な時期だったかと思います。導入に至った経緯を教えてください。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
連結会計の知識を有している担当者はいたものの、個々の担当者間で業務の量・質にバラつきがあり、標準化・平準化の仕組みづくりが急務でした。また、当時は日本基準とIFRSのダブルスタンダードで連結財務諸表を作成していましたが、一か所金額を修正すると影響が多岐に渡るため、修正と検証に時間を要しておりました。

ビジネストラスト:
Excelは柔軟性が高い反面、正しく修正・更新がされているか不安という意見を沢山聞きます。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
Excelで作業をしていると、入力することに労力を要してしまい、検証の時間を確保することが難しかったです。社内のレビュー体制も属人化しており、修正とレビューに手間がかかっていました。
上場するにあたり、監査法人・証券会社もこの部分を心配しており、「決算早期化」が社内の課題となりました。そこで、入力作業に要している時間を削減し、連結決算の精度を高めるべく、システム化を検討するようになりました。

連結・単体・開示 一気通貫したシステム構成を実現
株式会社きずなホールディングス
■ インプット・アウトプット作業を大幅に削減

ビジネストラスト:
BTrexをご選定いただく前にセミナーにご参加いただきました。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
当社では従来より勘定奉行を使用しており、その上で開示システムも導入したところでしたので、両システムと相性の良い連結システムであることも選定に際して重要視しておりました。セミナー(※)では両システムとの親和性やIFRS対応している点も聞くことができ、大変参考になりました。
※2019年8月23日実施 「IFRS時代に求められるグループ経営管理の現実解」

ビジネストラスト:
有難うございます。導入効果はいかがでしょうか?

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
BTrexでは、修正箇所を更新することで全ての帳票へ修正内容が即時に反映されます。資料間で数値が整合しているかをチェックするリファレンスチェックの工数を大幅に削減し、検証に多くの時間を確保できるようになりました。IFRS組替・連結会計、及び開示に必要となる2期比較への対応・検証などはBTrexが大きく貢献してくれました。

ビジネストラスト:
導入時に連結決算で使用していたExcelも拝見させていただきましたが、転記作業も大変だったかと思います。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
前期比や監査法人へ提出するリードシートなどは、前期の実績を転記していました。BTrexは既定帳票が充実しているため、監査対応で必要となる情報を容易に取得することができます。Excelの指定フォーマットにもDocument Directorでワンボタンで出力することができるため、増減・リード分析が相当スムーズになりました。
また、事業年度が変わるタイミングはExcelでの残高引継ぎ、開始仕訳の生成などが非常に煩雑でした。計算書類や有価証券報告書の作成も並行しているなか、繰越作業の負荷が軽減されたことで第1四半期の作業へスムーズに移行することができます。

株式会社きずなホールディングス
顧客への丹念なヒアリングに基づいた「オリジナルプラン」の提供は、累計約8,000件にのぼる

■ フローチャートを活用し、業務の標準化と平準化を実現

ビジネストラスト:
現在は複数名でBTrexをご利用いただいております。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
BTrexを中心に連結決算の業務手順を考え、OJTも実施しています。フローチャートは、連結財務諸表の作成プロセスや、当社固有の業務手順をシステム上で明示することができるため、新任の連結決算担当者への教育やマニュアルの作成にも貢献してくれます。

ビジネストラスト:
当社はシステム導入時にお客様の決算データをBTrexで再現し、操作説明を実施させていただいております。Excel等を拝見していく過程で貴社の業務フローや課題・改善点を改めて理解することができました。

きずなホールディングス 経理部長 軽森様:
資料提供で過去データ移行やフローチャートをはじめとしたBTrexの推奨設定等を行っていただけたため、立ち上げ負荷は軽かったです。また、ご担当者様とは当社の要望やあるべき業務フローについて議論し、システム導入に尽力いただきました。BTrexの導入をはじめ、ビジネストラスト様に親身に対応いただけたことが、上場に至る一つの要因にもなっています。
当社グループではDXを推進し、業務効率を高めるべくシステム投資も積極的に行っています。BTrexを軸に仕組みを整備し、担当者間での作業を平準化できた事例は、経理以外の部署にも展開していきたいです。

ビジネストラスト:
連結システム以外でもご支援できることが多々あると思います。引き続きよろしくお願いします。
本日は有難うございました。

株式会社きずなホールディングス
商号
株式会社きずなホールディングス
本社
東京都港区芝4丁目5-10 EDGE芝四丁目ビル7階
資本金
1億5,336万円
売上収益
92億7,063万円(2022年5月期・グループ連結、IFRS基準)
事業内容
・グループ全体の経営戦略に関する立案、推進ならびに管理
・葬儀葬祭に関する一切の業務
連結子会社数
3社(2022年5月期)
HP
https://www.kizuna-hd.co.jp

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