ご担当者様: 弊社は非上場ですが、四半期決算を行っています。
Excelメンテナンスが連結決算を煩雑化している一つの要因になっていました。当社の連結グループは在外子会社が多く、
かつ組織再編の頻度も多いことから、ワークシートのレイアウト変更や計算式の修正が都度必要となっていました。
導入事例:株式会社リエイ

商号 | 株式会社リエイ |
本社 | 千葉県浦安市入船1-5-2 |
資本金 | 1億4,381百万円(2019年3月期) |
売上高 | 151億38百万円(2019年3月期・連結) |
事業内容 |
企業・法人福利厚生サービス事業 介護総合サービス事業 海外事業(ヘルスケア・給食) |
事業所数 (2019年6月末) |
福利厚生施設運営数 504カ所 介護施設運営数(国内) 50カ所 ※2019年7月1日開設施設含む 介護施設運営数(海外) 4カ所 海外事業展開数(海外) 7カ所 |
〜食と介護の生活サービス〜 企業法人の福利厚生施設の管理・運営から、国内外で展開する介護事業まで。ホスピタリティを根幹に事業を展開。グループ全体で年間約1300万食を提供する生活サービス企業です。 |
導入システム | 連結会計システム「BTrex連結会計」 |
株式会社リエイ様に訪問し、BTrex導入の経緯や効果などについて聞かせていただきました。
Excelメンテナンスからの解放と監査対応工数の削減が課題
--- システム導入前の状況を教えてください。
--- もはやExcelでは限界に・・
ご担当者様: Excelでは自分たちが分かりやすく作成した資料も監査法人へ資料の見方から説明する必要があり
監査対応に相当な時間と労力を要しておりました。
また、前期以前の連結仕訳も見たいといったときに別のExcelブックを開き、該当数値を探し計算式を読み解き・・・、
情報の検索・抽出にも時間を要しておりました。
--- BTrex選定の決め手を教えて下さい。
ご担当者様: ポイントは2点です。
ひとつは既存の財務会計システムとの連携の良さ、もう一点はコストパフォーマンスが高いことです。
弊社の財務会計システムは国内のパッケージソフトを使用していますが、BTrexとの連携は他の連結システムと比較して
連携範囲も広く、アドオン等も不要でした。コンサルタントの方も財務会計システムに精通しているため安心感がありましたね。
また、連結システム内で機能を比較したときに、デモンストレーションを見る限り選定・運用面で決定打となるものはありませんした。
使用してみないとわからない面もあったため、安価で比較的短期間で導入が可能なBTrexを選定しました。
短期間のコンパクト導入
--- 貴社は短期間で月次連結決算を実現しましたね。
ご担当者様: システム操作のみならず会計・決算実務にも精通した導入担当者だったので、安心して導入作業を進めることが出来ました。
導入開始が11月、翌第1四半期からBTrexで四半期・月次決算を組めるようになりました。当時はガリガリ触っていましたね(笑)。
おかげで今では制度決算はもちろん月次の役員会資料もBTrexから作成・
レポーティングを行っております。
情報の一元管理により監査対応工数も削減
--- システム導入により課題は解決できましたか?
ご担当者様: BTrexから出力される帳票は簿記の教科書に沿ったかたちで出力されるため、監査法人への説明時間も大幅に削減できました。
私もBTrexから勉強することがありますね(笑)。
月次で連結決算をしているため、決算を組めば組むほど情報が蓄積し、
過去データの参照時に便利だと痛感させられます。
今や弊社の連結決算業務になくてはならないものです。
--- 今後のシステム運用での課題は何でしょうか?
ご担当者様: 連結決算業務をより複数体制で構築したいです。
連結決算に従事する担当者をさらに増やして、業務負荷を分散していかなくてはなりません。
弊社はクラウドで運用しているため、将来的には現地子会社から直接BTrexへログインして情報収集ができるようグループ全体の底上げも課題です。そのためにもシステム運用全体におけるチェック体制の強化も必須です。