新リース会計基準の計算を試してみました | 連結会計システムのことならビジネストラスト
会計コラム
新リース会計基準の計算を試してみました
- 「対象の契約は数件しかないから、Excel管理で大丈夫だと思っています」
新リース会計基準の適用開始まで残り1年。今お客様に状況をお伺いすると、このようなご回答をいただくことがあります。このコラムをご覧の方にも、似たようなお考えの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしよく考えてみると、お客様から「試しにExcelを作り、管理できそうだと確認できました」と聞いたことはなかったように思います。
対象資産が少なければ、本当に新リース会計基準の管理はシステムなしで大丈夫なのでしょうか?
私は営業です。売り上げ以上に、お客様には快適に働いていただきたい(そしてあわよくば、便利な製品を弊社から買ってほしい)と常々考えています。
そこで、今回は本当に新リースをExcelで管理できるか試してみます。
新リースの資料を確認しながらAIを活用し、管理用シートの作成に着手しました。
賃料、年数、支払い回数といった基本情報を入力。割引率を設定したらOK……いや、契約時に発生した費用やリースインセンティブで現在価値が変わります。原状回復もあらかじめ計上する必要があって……契約によっては期間が増減するオプションも……あ、支払いタイミングでも回数が変わりますね……。
形はできましたけど……。
……。
新リース会計基準への対応、少数だとしても大変じゃないですか!?
なんといっても変動する要素が多すぎます。契約によって注意するべきポイントが変わることも問題です。対象資産が1件から2件に増えるだけでも倍以上の作業負担がかかるのではないでしょうか。
なにより、シートの内容が本当に正しいのか確信が持てません。計算式も不安ですが、内部統制的にクリアしないといけない事項は未着手の状態です。このままでは監査に耐えうるデータとして取り扱えません。
これらの課題はシステムを導入することで解決しやすくなるものです。作業負担や費用対効果を考え、念入りにシステムを検討するのが良いと思います。
契約件数が少ないこと“だけ”を理由にExcel管理で大丈夫だと判断してはいけない。それが私の結論です。
2027年4月を迎え、様々なシステムが新リースへの対応を進めています。
私共がよくご提案している固定資産奉行V ERPクラウドも、既に新リース会計基準に適用した管理が可能な製品です。
また、少数の資産をお持ちの会社様向けに安価な特別版を販売しています。
私共も情報収集を怠らず、お客様へご提案を続けてまいります。
資産は少数だがシステムを再検討したい――そんな方はぜひご連絡ください。
お役立ち情報

当社の公認会計士・会計コンサルタントが、会計に関する様々な話題を解説。

あまり聞きなれない連結会計。その用語の数々を簡単にご説明いたします。

その時々に話題になっている事象を、思いつくまま記事にしています。