連結財務諸表を作成する場合には、まず親会社の財務諸表とグループ内子会社の財務諸表を単純合算する。
単純合算後の財務諸表上では、子会社株式と資本が両建てで計上されているが、その際、親会社の子会社に対する投資(子会社株式)とこれに対応する子会社の資本の勘定は、企業グループ全体の観点からみれば、単なる「企業グループの内部における資金の移動」に過ぎないため、子会社株式と資本を相殺消去する必要がある。
これを投資と資本の相殺消去という。
…… (資本金)XX (子会社株式)XX